<地球スケッチ紀行 61> 2007年12月15日号

サンタクロースのふるさと  (フィンランド)

「ムーミンに会えるかしら」と尋ねると,フィンランド航空の
キャビンアテンダントは「もちろん会えますわよ」と答えてく
れた。

 作曲家のシベリウスやムーミンの作者トーベ・ヤンソンガ生
まれた国である。フィンランドは,1917年,ロシアから独
立したが、それまでも、スウエーデンには2600年もの間支
配され,フィンランド語は公に使うことすらできなかった。精
神的なよりどころとして「カイワラ」(口承歌謡物語)が語り
つがれてきた。

 海かと思うほど広く、神秘的な湖と、森に出会うことができ
る。フィンランド人は、都会に住んでいても、自然とのふれ合
いをわすれていない。休日ともなれば、森へ出かけて行く。

 ローマ帝国時代、聖ニコラスが皇帝の命を受け、数ヶ月の航
海の後フィンランドのトウルクにたどり着いた。トウルク城の
精霊は、友人の不思議なことを起こす力を持っている北極圏に
住むオードマン・クリスマスに引き合わせ「クリスマス」は真
冬のごちそうのしきたりの意と伝えた。しかし、ローマではキ
リストの誕生を祝う日となった。

 北極圏に帰ったオールドマン・クリスマスは、名前をサンタ
クロースと変え、ニコラスとの近い通り世界の人に平和・善意
・喜び・幸せをもたらすという仕事をしている.。

 1929年,フィンランドは,サンタクロースのふるさとと
して、名乗りを上げ、サンタ中央郵便局にオフィスがる。サン
タクロースの衣装はグレーであったが1950年代に赤い服に
変わった。

 白いひげをたくわえ,背の高い太ちょの体のサンタクロース
の最大の仕事は、クリスマス・イブの夕方、プレゼントを配る
ことだ。25日朝6時、近くの教会のミサに行き、静かに一日
を家族と過ごし、26日になって初めて親類の家を訪ねてお祝
いをする。墓参りをしたりと、まるで日本の盆の行事のように
も見えた。

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