<地球スケッチ紀行 124>  2013年3月15日号

エ ー ゲ 海 に 浮 か ぶ 歴 史 と 
       神 話 の 島 々 (ギリシャ・ロドス島)

 数千年をかけて蓄積されてきた歴史と神話の世界が廃墟や崩
れかけた石垣や糸杉、オリーブの樹林、路地裏にも伝統の神々
が現れるのではないかという錯覚を覚える。

 エーゲ海は地中海の東北部にあり、ギリシャ本土とクレタ、
トルコ西部に囲まれた大小の1000以上の島々がある。この
中で住める島は南東に聖なる島デロス島や中心の39の島々が
キクラデス諸島,その東に12島ある。

 4千年以上のれk利子を持つロード島,フリンドスは、真っ
青な海や険しい岩山の上に古代・中世の栄光をもったアクロポ
リスが浮かび上がる。116mの岩山は,崩れたり、風化した
りしていて廃墟であった。垂直にくだる岩壁の下には、現在の
リンドスの町が豆つぶのように見えた。古代リンドスが滅んで
500年後15世紀以降に廃墟に築かれた。

 糸杉やオリ–ブの木々の間に,迷路の中に白い壁と家やアー
チ。家の壁に建造年代16、17世紀の数字がみられた。

 ギリシャ人は午後2時から5時まで,町は人通りもぴったり
と静まり返っている。夕方5時半ごろになると町に活気が戻り,
商店も開く。夏の強烈な日差しを避けて生活する古来の知恵の
ひとつの午睡(シェスタ)である。

 朝食は簡素なパン。十時頃に軽くパイ。昼食は午後1時頃か
ら家庭でしっかりと食べる。夕方8時頃似帰宅し,夕食となる。  
 
 タベルナといわれる大衆食堂は、夜9時頃から賑わい始める。
戸外のテーブルには、サラダや焼いたり、揚げたりしたものが
ディナーで、伝統的な煮込んだものは家庭料理と区別されてい
る。 
 
 ロドスの名は、海の神ポセイドンの娘で、この島にいたニン
ク(妖精)のロドスに由来すると言われている。ヘリオスはロ
ドスを見初め,孫の一人リンドスの名をつけた町を造った。ロ
ドスはローズからとったもので、この島は「大陽と薔薇の島」
といわれる。
  
 ギリシャは大陽が天から降りそそぐ。大地も海も人間にも。

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